皆さんは、CBDと呼ばれる成分をご存じですか?
実は、危険薬物として知られる大麻が原料なんです!
今回は、CBDの正体やCBDに期待される効果についてご紹介します。
原料は「大麻」!?CBDとは
正式名称・カンナビジオールとも呼ばれる、CBD。
なんと、大麻草の成熟した茎や種から抽出して製造された化学成分の一つです。
大麻が原料の成分なんて、使って大丈夫なの…? そう思われる方、ご安心ください!
実は大麻取締法上、大麻の成熟した茎や種子から抽出したCBDは「大麻」とはみなされていません。(成熟した茎や種以外から抽出したCBDは「大麻」に該当します)
また、大麻から抽出される成分のテトラヒドロカンナビノール(THC)には依存性や幻覚作用があるのに対し、CBDには依存性や幻覚作用が無く、毒性が低いことも特徴です。
参考:厚生労働省 大麻取締法等の施行状況と課題について
参考:厚生労働省 今、大麻が危ない!
CBDの効果とは
CBDは、抗不安作用が期待できる成分です。
また、ある研究ではCBDを体内に取り入れることで、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌が促されることが確認されました。[参照]
セロトニンには精神を安定化させる効果があるほか、睡眠作用があり別名・睡眠ホルモンとも呼ばれるメラトニンの材料となるホルモンです。
CBDを摂取することは、結果的により良い睡眠への効果をもたらすのです。
その他にも、CBDは抗炎症作用や鎮痛作用が認められており、アスリートが鎮痛目的のためにCBDを使用することもあります。
参考:厚生労働省 セロトニン
参考:厚生労働省 メラトニン
様々なタイプのCBD
現在日本では、様々なタイプのCBDが流通しています。
今回は、特に主流の3タイプについてご紹介します。
リキッド・ワックスタイプ
リキッド状やワックス状のCBDを熱で気化させて、CBDの成分を含んだ蒸気を吸引する方法です。
CBDの成分を肺で吸引するため、CBD製品の中では体内への吸収率が最も高いと言われています。
一方で、使用する場所が限られることや、蒸気を吸い込むための専用器具が必要であることから、上級者向けの方法と言えるでしょう。
オイルタイプ
CBDを含むオイルを舌下吸収といった方法で口内から摂取する方法で、吸引タイプの次に吸収率が高いとされています。
スポイトを使ってオイルを摂取するため、その日の調子によってオイルの量を調整できるのが特徴です。
また、リキッドやワックスタイプと違って専用器具が不要なので、比較的手軽に摂取することができます。
グミタイプ
グミにCBDが含まれており、おやつ感覚でCBDを摂取できるタイプです。
ただし、他の方法と比較すると吸収率はやや低め。
ですが、最も手軽にCBDを摂取できる方法なので、CBD初心者の方におすすめの方法です。
その他にも、カプセルタイプや塗布タイプのCBDも販売されているため、自分の好みに合った方法でCBDを試してくださいね。
理論上は安全だが…
理論上は安全性が高く、日本でも合法である成分であるCBDですが、絶対的に安全と言える成分でないことが実情です。
海外製品の中には、幻覚作用のあるTHCが合法である地域への販売を目的とした商品も。
そのため、海外からCBD製品を購入してみたら、実はTHCが含まれており日本では違法となってしまう製品だった…という可能性も否定できません。
最近では、日本国内でもCBD製品が作られるようになり、成分の知名度や信頼性も高まりつつあります。
しかしながら、「CBDという成分に拘りたい」という方以外は、より安全性の高い成分を配合した睡眠サポートサプリメントを試すほうが安心して服用できるでしょう。
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